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| 誰もが悲しい思いをしなくてもいい母の日を願って。 |
母の日は、実家の母や姑にお花をプレゼントして、感謝の気持ちを表す日楽しい日だった。しかし、結婚10年も過ぎ、友人たちは、皆、母になり、「子供から母の日のプレゼントをもらったのよ」と嬉しそうな声を聞くようになった。楽しかった母の日が、自分には、母の日を祝ってくれる子供はいないのだと少し寂しい気持ちを味わう日になった。そんなある年の母の日、我が家に、「お届け物ですよ」とカーネーションの花かごが届けられた。実家の母あてに送った花が間違えて届いたのかなと思った。しかし、小さなうさぎの人形もついていた。添えられていたメッセージカードを見ると、見覚えのあるミミズ字で、「日頃の感謝を込めて。最愛の妻へ。」と書いてあった。夫からの贈り物だった。その日から、母の日は、私達にとっては、最愛の人への日となった。「母のない子供も、母になれない女性もいる。だから母の日は、最愛の人に感謝する日と考えたらどうだろう。」と夫はいった。母の日を悲しい気持ちで過ごすことなく、誰もが最愛の人に感謝の気持ちで過ごせる日であってほしい。これが、母になれなくても母の日を心から祝うことのできた私の願いである。
まみちゃん さん